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シロアリ駆除にはいくつか方法がありますが、どれを選べば良いのかわからなくなりませんか?
ベイト工法とかバリア工法とか専門的過ぎて、なんとなく業者に勧められるがまま選んでしまう。そんなパターンが多いのではと感じます。
そこで一番良い、半永久的に効くと言われているのがACQ加圧注入材です!
でも最初に知っておかないといけないこととして、建物など建てる際にその木材を使用するというもの。つまり、今から予防!というものではないのでまず最初にお伝えしておきますね!
でも今からウッドデッキを作るなど、役立つ場面は多々存在するので覚えておきましょう!
ということで今回は、
- 【シロアリ駆除】ACQの効果や安全性
- ACQ費用や加圧注入加工のメリット
についてシロアリハンターがお送りします!
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Contents
シロアリ駆除の加圧注入ACQのメリットや効果と安全性について
ACQってなんだろう?とわからない方も多いのではないでしょうか?
まずは特徴から説明していきますね!
ACQの特徴
ACQの特徴は、
- 腐朽やシロアリなどの虫食いを防ぎ丈夫で長持ち
- 焼却しても無害で、灰も一般産業廃棄物として処理できる
- 緑になじむ青緑色で落ち着いた空間が広がる
- 腐食に強いので、土に触れる施工も問題なし
- 人体や自然環境に影響がありません
などが挙げられ、環境のみならず情緒が安定する色で癒やしの空間を作る事が可能です。
【もちすぎ】自然の風景に溶け込む木製外壁材。
長野県産材の杉材を使用し、耐久性をを増すためにACQ加圧注入処理をほどこしております。
もちろん屋内使いもOKです!
気になる方はぜひ一度お問い合わせください。 https://t.co/WYa3WhnIPv pic.twitter.com/Wvcg0SfhF2— 【公式】テオリアランバーテック (@teoria_lumber) 2017年9月9日
シロアリは体内の常在菌に木材の繊維を分解させる事により栄養を得ています。ACQに含まれる殺菌成分は、シロアリの体内にいる常在菌を殺菌することが可能となるので、シロアリを飢え死にさせる効果があります。
※飢え死にまでそれなりの時間はかかります。
ただ、ACQの場合木材表面に塗るだけではあまり効果が無く、表面の木材が食害され、穴を空けたりしてそこから次のシロアリが入り込んでしまいます。
そのため、ACQは加圧注入することでその効果をフルに発揮することが出来ます。
加圧注入することにより、木材内部にまでACQを浸透させる事が出来るので、シロアリの食害が多少あっても、防蟻効果が維持できます。
ACQの効果や安全性
ACQは上記で申した通り、加圧注入でその効果を発揮します。
その効果は長く続き、普通シロアリ予防をした場合には5年間効果が持続すると言われています。
それに対しACQでは、保存剤の浸潤量が約12倍の差があります。
今もなお試験は続行中なのですが、森林総合研究所で直接雨風に触れる過酷な環境で試験をされており、29年問題なしという公的機関のデータがあります。
これを元に理論値で表すとその効果は、
「100年」
持続すると言われているのです。(各地条件により異なります)
予防塗布剤が5年でACQが100年持つのなら、どちらを選ぶべきかはわかりますよね。
そして毒性が低い為、安全性にも優れています。
ACQを使うとシックハウス症候群になる、という話を耳にしました。
でもこれは間違いで、ACQにはシックハウス症候群の原因物質であるVOC類は含まれていません。
VOCとは…
- トルエン
- ベンゼン
- フロン類
- ジクロロメタン
などの物質が挙げられます。
他にもシックハウス症候群の原因物質で、防蟻効果のある薬剤に「クロロピリホス」がありますが、2003年の建築基準法改正で使用が禁止されました。
ただ世の中に100%安全な薬剤は存在しません。言っても99.999…%でしょう。
人体や環境に対して何の影響もないことを示したとしても全ての薬品は必ず、一定量、一定濃度を超えると有害になります。
なので間違った使い方をしなければ問題ないと考えるべきですね。
ただ急性毒性についてはまず考える必要は無いと言われており、一定量はわかっているので、必要な範囲で施工します。
唯一実験結果があった、含まれる塩化ベンザルコニウムは、1000倍希釈の塩化ベンザルコニウム溶液だけを毎日飲ませたマウスでさえ、臓器に対する異常は見られませんでした。
でも毒性が低いのなら、シロアリにも効果がないのでは?
と思うかもしれませんね。これも上記の通り、シロアリの栄養源を絶ち、餓死させるというシロアリの生態のメカニズムを利用したものです。毒で殺すわけではないので、毒性の有無は関係がありません。
なので効果も優れ安全性も優れる万能なACQはオススメ出来る、と考えて良いでしょう。
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ACQの費用や施工のタイミング
ACQの加工注入材を使用するタイミングや費用について紹介します!
ACQの費用や施工のタイミング
施工のタイミングは、
「家を建てるとき」
にACQ加圧注入された木材を使います。
これにより半永久的な効果が期待できるでしょう。
雨にも強く、揮発もしないACQ加圧注入材は、公園の遊具などにも使われている程信頼&耐久性に優れたものです。
ただ、土台にはそれを施工された材料を使用する場合が多いといえますが、柱まで使用することはあまり意味が無いとされています。
それは最新の住宅は、
- 基礎高が昔より高い
- 基礎の通気性が向上している
- 基礎内側は防湿シートを敷き詰めほぼ湿気対策が済んでいる
からです。
また費用については、木材の寸法によって大きく異なります。
なのでハウスメーカーにまずは予算を伝えてから、相談に乗ってもらいましょう。
優先すべきだとは思いますが、あなたのご都合が一番ですからね。
ただ、予防を5年周期で行うと一回に付き「20万~30万」かかってしまいます。(条件によって異なる)
予防費用についてはこちらにまとめてあります。
関連記事⇒シロアリ予防の業者の費用はいくら?相場料金と工法内容を比較してみた!
この点をよく踏まえて相談してくださいね。
また、ウッドデッキをつくる場合などには、国産杉(スギ)板材5本入【長さ3.65m×厚さ1.8cm×巾9.0cm】無垢材がこちらでは2,808円で販売されていました。
今からウッドデッキなど計画している場合は参考にしてください。
画像をタップしてみて、詳しい詳細はチェックしてみてくださいね↓↓
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後施工ならバリア工法やベイト工法を利用しよう
ACQ加工注入材は、建てる時に使用します。
なので、後施工の場合は、
- バリア工法
- ベイト工法
での予防となります。大体効果は5年と言われていますが、予防をしないとシロアリはどうしても寄って来てしまいます。
バリア工法とベイト工法の違いはこちらの記事にまとめていますので、チェックしてから選んでくださいね。
関連記事⇒シロアリ駆除のバリア(ケミカル)・ベイト工法の違いは何?費用や効果を比較してみた!
まとめ
今回は、
- 【シロアリ駆除】ACQの効果や安全性
- ACQ費用や加圧注入加工のメリット
について紹介してきました。
もし、新築などを建てるのならACQ加圧注入をして万全の体制を整えたいところですね!
予防と言えど5年周期で費用がかかってしまいますから、もし初期費用が上がろうともすべきものですし、オススメしますよ!
検討している方は、迷わずACQ加圧注入を選ぶと予防にかける費用を抑える事が出来ますよ!
それではまた!シロアリの知識、シロアリハンターでお会いしましょう!
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