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私の実家ではシロアリが明らかに発生していました。駆除をしないといけないけどと考えていたある日、あれ?シロアリ見かけなくなったな。と目に見える範囲でシロアリがいなくなっていました。
それを確認した両親は、安心して駆除なんかしなくて良かったんだとか、もう気にせずそのままにしておこうとか割と楽観的な考えが出てしまっていました。
私は危機感を感じていたのですが、その時は知識も自信も無かった為、強く言う事が出来ませんでした。
でも、本当にいなくなったのでしょうか?
だって何もしていないのに本当にいなくなるっておかしいんじゃないか?と不安に思っている方もいるはずです。私は当時そうでしたからね。
そんな状況になったあなたの為に私の経験も踏まえつつ今回は、
- シロアリがいなくなったと思っても活動時間に注意が必要
- 私の実家のシロアリは本当にいなくなっていたのか?
- シロアリを完全に駆除できたか確認する方法
についてシロアリハンターがお送りします!
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Contents
シロアリがいなくなったと思っても活動時間に注意しよう!
シロアリが出てきて毎日不安な日々をお過ごしの方もいるのではないでしょうか。
そんな不安から解放されたかのようにある日突然いなくなったシロアリ。
それは本当にいなくなったのでしょうか?我が家での実例も踏まえながら紹介していきましょう!
シロアリは本当にいなくなる?
まず最初にお伝えしたいことは、
「シロアリがコロニー(巣)を作って棲み着いた場合は自然にいなくなることはない」
という事を理解してください。
最近シロアリ見かけないんだけど?駆除していないのに?と思うかもしれませんが、それは目に見える範囲に見かけなくなっただけの話です。
他にも群飛と呼ばれる、分家の一種が飛んで行く光景を見る事があるでしょう。
こちらはヤマトシロアリの群飛動画です↓↓
ひょっとしたらそれを見てあれだけ飛んで行ったのだから、もうシロアリはいなくなったのでは?と思う方もいるはず。
でもそんな事はありません。それは数百万と住んでいるシロアリの千匹単位のシロアリ達にすぎないのです…。
何万匹とコロニーで生息しているシロアリが、女王蟻が育つと兵隊アリ(オス)を引き連れて千匹単位で分家します。その光景が、シロアリの群飛というわけです。
シロアリがいなくなる事はないと残念な結果になってしまいましたね…。それではなぜ見かけなくなったのでしょうか?
それは、シロアリの種類によって違いがありますが、活発になる活動時間・時期がある為良く見る場合とそうでない場合があるのです。
シロアリの種類別に活動時間・時期に違いあり
種類別に見てみると、
イエシロアリ⇒6~7月の夕方から夜
岩の上をチョコチョコ歩いていたのは「イエシロアリ」。昨日の夜に飛び立ち、翅を落として歩いていたのでしょうか?きっと今日もたくさんのイエシロアリが飛び立つでしょうね。島の梅雨の風物詩です。 #8jo #八丈島 pic.twitter.com/f1ZIQWs5vJ
— hachijoensis (@8jo_ensis) 2015年6月15日
ヤマトシロアリ⇒4月下旬から5月にかけての日中
No.276 ヤマトシロアリ
材割りの常連さん。分解者の能力としては、ある意味でイエシロアリの方が上なのかな。より湿った材の中で見られ、イエシロアリ程の大規模な食害はないのだとか。…ふ~ん。 pic.twitter.com/MqYH0sBXTN— 腐葉土 (@akagane335) 2017年3月13日
このように違いがあります。詳しい2種の違いはこちらから。
関連記事⇒【画像あり】ヤマトシロアリとイエシロアリの見分け方や違いは?被害や外観の簡単な判別方法
これらが行動が活発になる時間帯ですが、それ以外の時間に行動しなくなるというわけではありません。
恐らく上記の期間、群飛が良くシロアリを見かけていたのでしょう。
そして上記の期間でなくなったため、あまり見かけなくなっただけかもしれません。
次に冬や寒い日はシロアリが活動しないのでは?と聞かれた事があります。この事については、
「シロアリは寒さに強い」
事実これがあります。ヤマトシロアリを例に出すと、「6℃~28℃」までが耐久出来る温度です。
この6℃とは凍える寒さの12月1月頃、冬素材をしっかり重ね着して、あったかインナーやカイロもほしい位の気温です。
なので普通に冬を乗り越える強さです。ただ外で見かけなくなったのは外はもっと寒いですし、床下が過ごしやすいですからその為でしょう。
我が家で実際にシロアリがいなくなったと安心してしまった時
実際に私の実家ではシロアリが発生していました。
それを知ったのは、久しぶりに家に帰ったゴールデンウィーク。いつものように玄関から入ろうと子供たちを連れて行くと、なんだか違和感を感じました。
ふと左の窓ガラス、木材付近をみると一面ビッシリのシロアリが…。(すいません写真撮り忘れました。泣)
鳥肌が立ち急いで子供たちを離れさせ、残念ながら実家の中までは入りませんでした。住んでいる親はあー最近出るようになったよ。なんて能天気な事を言っています…。すぐに兄弟達にこの事を伝えると、すでに知っており、なんでも駆除やリフォームを両親がこばんでいるようです。
特にリフォームは、なんでも思い出を大事にしたいから絶対に嫌だとのこと。
私はその時からそんな事言ってる場合じゃないだろ!と思っているんですが、両親を動かさないとどうにもなりません。
その後また実家にふと帰ってみると全然シロアリがいませんでした。
駆除したのか?とその時は思いましたが、そうではありません。出なくなったからと放置していたのです。
そのまた一時立ってから帰ってみると、
私がちょっと棒で突っついてみるとこうなりました。
この下の間も覗いてみたのですが、空洞が出来ており、床下が軽く覗ける位になっていました。
やはりシロアリが潜んでいるのは言うまでもなく、家を蝕んでいるのです。
私にもこの件は少し原因がありますが、シロアリがいなくなった、見かけなくなったからと兄弟含め皆知識が無かった事がいけません。
この記事を見た方はいなくなることはないとわかったはずです。なので早期解決を目指して行動していってください。
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シロアリを完全に駆除できたか確認する方法
まず、シロアリがいたはずなのに、急にみなくなった。それでいなくなる事はありませんが、逆に考えるとシロアリがいる事は確認出来ました。
その後は駆除をする事を考えなければなりませんが、DIYで行った場合には3つの確認方法があります。
- 蟻道を確認する
- 小さな羽が落ちているか確認する
- 俵のようなフンが落ちているか確認する
これらの確認方法に関しては、それぞれ関連記事を用意しているのでこちらもチェックしておいてください。
これらが見られるのならシロアリがいる証拠です。
でも、はっきり言って床下まで完全に駆除出来たか確認することは素人では出来ません。
プラス床下を素人が入ってシロアリの確認するのは危険です。床下は何が潜んでいるかわかりません。ムカデなど危ない生き物がいる事もあるでしょう。
なのでああなたの身の安全を考えてもプロに任せる事をオススメします。
こちらに信頼出来る業者の評判などまとめていますので、こちらを読んで検討してみてくださいね。
関連記事⇒シロアリ110番の評判や口コミは?実際に使ってみた感想や効果をレビュー!
まとめ
今回は、
- シロアリがいなくなったと思っても活動時間に注意が必要
- 私の実家のシロアリは本当にいなくなっていたのか?
- シロアリを完全に駆除できたか確認する方法
について紹介してきました。
私の実家のように、一見シロアリがいなくなったように見えても実は潜んでおり、画像のように被害に遭う可能性もあります。
あなたのお家はどうでしょうか?ぜひ参考にしていただき、安心する前に一度確認をしてみましょう!
もしかしたら目に見える範囲にいないだけで、地下には数百万のシロアリたちがあなたのお家を蝕んでいるかもしれませんよ。
そうなる前に!早めに行動するよう心がけて見てくださいね。
それではまた!シロアリの知識、シロアリハンターでお会いしましょう!
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